英語の上達法と上段にかまえましても、このコラムでの上達法とは、あなたの英語力を国際会議場でスピーチできる力にするという上達法を述べたものではありません。丁々発止と外国代表とやりあう英語力も、海外旅行先で買い物する程度のカンタンな英会話も、英語を話す土台は同じなのです。
国語を例に取りますと、医者も、弁護士も、科学者も、小中学校時代に国語を習います。
小中学校時代に習う国語がそれ以後の勉強のもとになります。つまりそれが国語の土台であるわけです。
役立つ英語を身につけるための土台作りのために次の事柄をしっかり学んでいただきたいと思います。
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言語は話すこと、聞くこと、書くこと、読むことの4つの方法から成り立っています。
話すこと、聞くことは音を媒介とし、書くこと、読むことも音声を具体化した文字を媒介と言えます。
言葉はすべて音に帰します。
世界中には数多くの言語があります。そして各言語は、それぞれ決まりがあります。音の約束、文の約束などです。その約束を守らないと、その言語では意思が通じないことになります。
例えば英語には日本語にない音 『f』『r』『v』『th』などがあり、発声するときにはやはり約束があります。その発音の約束を守らないと英語の音にならず、話しても通じません。
そして日本語にない子音が母音とついて実際の話し言葉になりますと、全体の音の半数以上が紛らわしい音になって私たちの会話の表現に影響を及ぼします。
音の大切さ、これが英語の上達法の一番初めに挙げた理由です。
<お勧めの勉強方法>
アルファベット70音によるYESメソッドは英語の音のカンタン学習法です。
発音記号をひとつ残らずカナにし、日本語にない音も囲い字等にしてカナで表しています。 アクセントが正しい音についているので、ネイティブに通じる音になっています。カナで読んでも発音記号で読むのと同じ効果があるのです。
日本人は日本語を、アメリカ人は英語を生まれてすぐに聞き始め、聞いて育ちます。 母国語の能力が身につきます。超人的な力を発揮して子供は言葉を覚えます。大人になってその超人的な能力は失われていますが、やはり子供が言葉を覚える順序で外国語を勉強するのは理屈に合っていると思います。
私は会話の土台は10才までの会話にあると思います。その土台なくして会話を身につけることは並大抵の努力では出来ません。
<お勧めの勉強方法>
10歳までの英会話をメールマガジンで配信しています。本サイトのトップページ、またはメールマガジン配信サイト「まぐまぐ」からご登録いただけます。
また書籍や冊子の出版もしていますので、どうぞご利用ください。
英語の辞書では『*』や『+』の記号を単語の前につけて、その単語の使用頻度、重要度を示しています。
以下のようにざっと1万語程の単語に印がついています。
*印2コ:中学で習う程度で約2千語
*印1コ:高校で習う程度で約3千語
+印1コ:で5千語
さて、実際にネイティブの子供たちが読んでいる幼児向け、児童向けの本はというと、辞書が示す1万語の単語以外の単語が数多く使われています。 当用漢字2千語を組み合わせて何万語にもなる日本語は、2千の漢字でほぼことが足りますが、英語は事情が違います。出来る限りの単語を子供たちに与えるべきです。
<お勧めの勉強方法>
英語の本、できれば単語に日本語訳のついている本をたくさん読むことです。
私の方でも、順次語彙を豊富にするための冊子を準備したいと考えています。
日常の会話は中学校で習う文法で十分とも言われています。私は十分とは思いませんが、中学法で習う文法を100%理解すれば、かなり日常生活の英語に不便はしません。
英文法を身につけると、それまでに得た知識、すなわち正しい発音、日常会話の基本、豊富な語彙が大きく発展することになります。
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